2010年6月 のアーカイブ

istgt (iSCSI target) 20100606版 for FreeBSD 7.x

2010年6月6日 日曜日

更新>istgt 2010/07/07版

ロックの衝突による速度低下を低減する為にロック範囲を変更しました。
単一のターゲットではまったく効果ありませんが、複数ターゲットを
設定している場合は、衝突回避が期待できます。

iSCSIパラメータをターゲット毎に指定できるようになりました。
省略時は従来通りグローバル設定が適用されます。
なお、一部のキーは機能未実装のため現時点では設定変更できません。

新規のコンフィグキー(Global):
  InitialR2T Yes
  ImmediateData Yes
  DataPDUInOrder Yes
  DataSequenceInOrder Yes
  ErrorRecoveryLevel 0

新規のコンフィグキー(LogicalUnit):
  MaxOutstandingR2T 16
  DefaultTime2Wait 2
  DefaultTime2Retain 60
  FirstBurstLength 262144
  MaxBurstLength 1048576
  MaxRecvDataSegmentLength 262144
  InitialR2T Yes
  ImmediateData Yes
  DataPDUInOrder Yes
  DataSequenceInOrder Yes
  ErrorRecoveryLevel 0

istgt (tarball): istgt-20010606.tar.gz

作成方法:

# cd /path/to/work
# tar zxf /path/to/istgt-20100606.tar.gz
# cd istgt-20100606
# ./configure
# make
# make install
# make install-doc

デーモンの再起動方法:

# /usr/local/etc/rc.d/istgt restart

MD5 (istgt-20100606.tar.gz) = cdd56ef75a2b03eeed694f73811dc720
SHA256 (istgt-20100606.tar.gz) = 42cafd6560bb1e99465c592f45bc8fb2333f76320d2d343162ecd5dc94218e5e

主な修正点:
グローバルの状態ロックをターゲット毎に変更
各ターゲット毎にローカル設定を持てるように設定を追加
InitialR2T, ImmediateData, DataPDUInOrder, DataSequenceInOrder,
ErrorRecoveryLevelの設定を追加
LUNリセット時にファイルの再オープンをするように変更

臨時メンテナンス終了

2010年6月6日 日曜日

1TBの複製に予想外の時間(60MB/s程度)がかかりましたが終了しました。
以前VT6130の実験に使ったままずっと放置されていたExpress5800/110Geに
パーツ補強をして、仮運用のESXiマシンを作成しました。
とりあえずistgtの実験とESXi用サーバを導入するまでのつなぎと言うことで。

Express5800/110Ge
BIOS 1.0.0042
CPU Celeron E3400 (Dual-Core/2.6GHz/L2 1MB)
メモリ 4GB
HDD なし
NIC1 82566DM-2 (onboard)
NIC2 PRO/1000 PT Server Adapter
NIC3 GBE-PCIe2 (VT6130)
NIC4 PRO/100 Management Adapter

iSCSIターゲットはistgt 20100604版(非公開)にて180GBを割り当てました。
NICは種類をみれば想像はつくかもしれないけど、
NIC1とNIC2をiSCSI用に、NIC3を管理用に、NIC4を外部接続用に
それぞれ割り当てました。

補足:
iSCSIターゲットの容量が不足した場合でもストレージプールの余裕があれば、
istgtの設定を増加して、サービスの再起動をすればESXi側はいつでも拡張
できます。(もちろん仮想マシンを起動したままで)

追記:
20100606版をアップしました。
上記環境も20100606版に移行しました。

臨時メンテナンス

2010年6月5日 土曜日

昨日、セカンダリネームサーバおよび当ブログを実行させているサーバの
メンテナンスを行いハードディスク・ネットワークカード増設や仮想化への
準備を行いました。現在仮運用中です。

本日ネットワーク機器の臨時メンテナンスの為に、21:15~22:10まで
IPv6を含む外部接続が不安定になっていました。
現在は、サービスの再起動を確認しています。

また、明日の早朝にバックアップサーバのメンテナンスを行う為に、各サーバの
スナップショット作成や転送等で一時的にネットワークが繋がりにくくなったり
遅延するかもしれませんがご了承ください。

Windows 7 環境がかなり使えるようになってきた

2010年6月4日 金曜日

Windows XP SP3 + Office 2003 + Virtul PC 2007 + VirtualBox 3.1.6

Windows 7 (x64) + CT Desktop (iSCSI起動) + Windows Live Mail
 + Office 2010 + Windows Virtual PC (XP mode) + VirtualBox 3.2.0

こんな感じに移動しました。UIの変更が大きいのでまだ戸惑いが隠せない。
TeraTerm(SSH) と VNC viewer と vSphere Client が使えるならば、
どうにでもなるとも言える。

Windows 7 で困った事?
iSCSIのマルチパスができないのは仕様ですが、MCSで接続しようと思っても
ブートドライブは起動したNICのルートでしか構成できないような気がする。
なおデータドライブについてはMCSで問題なく利用できます。

※サーバ系OS (Server 2008 R2 など) であればMPIOをインストールして複数
パスをまとめられるので、このような問題は出ません。

さて、今回はiSCSI起動をやってみたいけど、購入前に実機で動くか動作確認
したい人向けに評価版へのリンクを置いておきます。
Intel Gigabit CT Desktop Adaptor (実売価格3,500円程度) と 40GB以上の
iSCSIターゲットを FreeNAS や FreeBSD + istgt に用意すれば既存環境を
壊す事なく評価できます。

Windows 7 Enterprise 評価版
http://technet.microsoft.com/ja-jp/evalcenter/cc442495.aspx
Microsoft Office Professional Plus 2010 評価版
http://technet.microsoft.com/ja-jp/evalcenter/ee390818.aspx

補足:
初めてiSCSI起動に挑戦する場合は、既存の内蔵ハードディスクの接続をすべて
外してOSのインストールを行う事をお勧めします。
既存OSとのデュアルブートをするには、インストール後にブートマネージャを
iSCSIドライブに導入します。導入後にハードディスクの接続を戻し、起動順序を
iSCSIドライブが最初になるようにBIOS設定を調整します。
今回の移行では64GBのターゲットとMBMというソフトを利用しています。
http://elm-chan.org/fsw/mbm/mbm.html