2009年2月23日 のアーカイブ

istgt (iSCSI target) 20090223版 for FreeBSD 7.x with ZFS

2009年2月23日 月曜日

更新>istgt 2009/2/28版

公開早々問題が・・・。
Securityステージを省略するイニシエータと通信できない問題が発覚しました。
iSCSI規格上はOperationalステージから開始することも許可されているけど、
istgtでは認証チェックを通らないと処理しないように実装していました。

詳細はRFC3720(5.3)を参照のこと。
認証要求がされないという事はAuthMethod=Noneを仮定しなければいけないと言うことですな。
合わせてStatSNの同期を行っていなかった。

うーむ。なんてこったい。すっかり見逃していた。
ちなみに省略するのはFreeBSDのイニシエータでした(汗)
それでも修正してもまだ動かない。(要追加検証)

あと些細な事だけど?
起動スクリプトやサンプル設定のパスが決め打ちだった。
Ports化する際の障害になっちゃうので修正しました。
Ports化の雛形はすでに作成したので動作確認できたら公開する予定です。

istgt (tarball): istgt-20090223.tar.gz
更新版をご利用ください。

MD5 (istgt-20090223.tar.gz) = 4db15625be7f80fb1d984703c1db59a5
SHA256 (istgt-20090223.tar.gz) = a181f68097662a3c302d4ff721cb726ef41e940e2a7b65cea047394a5a1ea664

作成方法:


# cd /path/to/work
# tar zxf /path/to/istgt-20090223.tar.gz
# cd istgt-20090223
# ./configure
# make
# make install

初版リリース istgt version 0.1 20090222版 for FreeBSD 7.x with ZFS

2009年2月23日 月曜日

更新>istgt 2009/2/23版

いままでやってきた作業をまとめたのでここに初期リリースとして公開します。
configure形式で作成しましたのでtarボールを展開したのち、

# ./configure
# make
# make install

としてください。バイナリと設定サンプルがインストールされます。

istgt (tarball): istgt-20090222.tar.gz
問題があったため修正しました。

MD5 (istgt-20090222.tar.gz) = 9f7dcddd70c034103682b0a6bbe88347
SHA1 (istgt-20090222.tar.gz) = a0e936097e60f203e9ab03606824807c8218654f

設定ファイルは /usr/local/etc/istgt/ の下にインストールされます。
またデーモン起動用スクリプトが /usr/local/etc/rc.d/istgt として、
インストールされます。
設定ファイルはブログにいくつか載せていましたが、従来の iscsi-target
(netbsd-iscsi) とはまったく互換性がありませんので新たに作成してください。
仮想ディスク等のデータファイルは互換性がありますので、そのまま移行できます。
そもそもハードディスクは生ディスクそのものなのですが。

起動に必要なメイン設定ファイルは
/usr/local/etc/istgt/istgt.conf
です。
ここにメディア制御用ポートやターゲットグループを指定していきます。
制御ポートはまったくバインドせず無しにする事もできます。

このソフトはiscsi-targetを完全に置き換える目的をもって作成してあります。
MCS Extra パッチ 20090125の機能及びノウハウをベースにしているので
移行に支障はないと思いますが、不測の事態に備えてZFSスナップショットや
バックアップを必ず行ってください。
また、iSCSI上に展開してる仮想マシン等は一旦すべて終了してください。

無事に初版リリースを迎えた事により、従来のMCS Extra パッチの開発を一旦終了とさせて頂きます。
動作に支障のある重大なバグがあった場合は対処するかもしれませんが、
今後のバグフィックスおよび機能追加はistgtをベースに行います。
多数のダウンロード、ご助言ありがとうございました。
この場を借りてお礼申し上げます。
引き続きパワーアップしたistgtもよろしくお願いたします。

主な機能:
マルチコネクション(MCS)
複数ポータルグループ及びイニシエータグループ
複数グループマッピング
ヘッダ及びデータダイジェスト機能(CRC32C)
CHAP認証(相互認証も含む)
64bit LBA(最大8EBのストレージまで)
(以下実験的)
IntelサーバアダプタによるiSCSIブート
Windows7ベータ版での動作を確認済み
仮想DVDROM及び仮想テープドライブ(DLTエミュレータ)

現時点での主な制限:
ターゲットへのアクセス(SCSIコマンド)は常に排他ロック状態でアクセスを行う
同期オペレーションのみサポートしている(キューイングはしない)
LUN1以降のINQUIRYデータ等の一部はLUN0と共有している
(1ターゲットに異形式で混在できない)