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istgt (iSCSI target) 20090323版 for FreeBSD 7.x with ZFS

更新>istgt 2009/3/26版

公開しようと準備したのにバグがあって動かなかった(汗)
20090321と20090322はなかったことに。。。
なのでちょっと遅れましたけど、コマンドキューイング対応版をアップします。

20090314をベースにコマンドキューイング対応した物をマージしました。
(正確にはリポジトリを新しく作成しました)
今後はこれをベースに修正を行います。

現時点では並列実行しない為スレッド間のオーバヘッドの方が大きくなり
シーケンシャルリード以外はキューなしより遅くなる可能性があります。
キャッシュ機能搭載まではまともに使えないかもしれない。
従来の方法にもマイナーチェンジを引き続き行っていく予定です。

コマンドキューを使ったシーケンシャルの威力はものすごくて、
先日の画像の通りMCSラウンドロビンとコマンドキューを組み合わせると、
GbE単体より平均レートで1.5倍から3倍程度の性能向上が見込める。
もちろん向上するかどうかはZFSプールとかの性能にもよる。

新しい設定:
キューの深さを各LU単位で設定できます。
現在サポートしているのはDisk型のみです。
深さ0はキューイングなしで従来と同じ仕様です。

  # Queuing 0=disabled, 1-255=enabled with specified depth.
  QueueDepth 16

※キューの深さに比例して割り当てるメモリ量が増加しますのでご注意ください。

エラー時(フェールオーバー含む)の処理がまだ完全ではない為、
デッドロックする可能性があるのでデフォルトは無効になっています。
不幸にもデッドロックしていると思われる場合はお手数ですが
デーモンの再起動をお願いします。

istgt (tarball): istgt-20090323.tar.gz
更新版をご利用ください。

作成方法:

# cd /path/to/work
# tar zxf /path/to/istgt-20090323.tar.gz
# cd istgt-20090323
# ./configure
# make
# make install
# make install-doc

デーモンの再起動方法:

# /usr/local/etc/rc.d/istgt restart

MD5 (istgt-20090323.tar.gz) = 61bd2897fdcc85dff13773100076f012
SHA256 (istgt-20090323.tar.gz) = 4de37bc360df78c6a00bcfa3b32e55fd0dc2ab4ccd9b8d9ce9657a69e070107d

現時点の仕様:
キューイングしたコマンド単位でメモリ割り当てを行い再利用しない。
キューイングしたコマンドが転送要求サイズより64KBを超える作業領域を
必要とした場合はエラーになります。
(通常はイニシエータが適切なサイズを割り当てるはずなので起こらない)
iSCSIデバイスのリードに比べてライト動作がとても遅い。

主な修正点:
MCSでCmdSNが逆順で到着した場合の待機時間を100msから1000msに変更しました。
再接続時に規定数以上接続がある場合は強制終了を発行するようになりました。
ディスク型にコマンドキューイングを実装しました。
SCSIセンスデータ領域を64Kから4Kに縮小しました。
接続専用固定バッファから各コマンド毎の独立バッファを利用できるようになりました。
LU RESETで自身の接続が消去されないようになりました。
AHSのサイズ計算を間違えていたのを修正しました。
iqn.以外にeui.とnaa.も完全指定を許可するようなりました。
小さいPDUはヘッダとデータ部分を一緒にwriteするようになりました。
エラーチェックが正しく行われていなかった問題を修正しました。


20090323での比較(別ドライブ)
コマンドキューの深さを0と16の場合で比べると以下のようになります。
0の場合は従来とほぼ同じ性能のはずです。

MCS/ラウンドロビン/1000MB/コマンドキュー16個

MCS/ラウンドロビン/1000MB/コマンドキュー0個(無効)

MCS/ラウンドロビン/100MB/コマンドキュー16個

MCS/ラウンドロビン/100MB/コマンドキュー0個(無効)

見ての通り100MBみたいなキャッシュに乗ることが
確実な状況では差が開くもののライト動作はちょっと遅い。
(ZFS RAID-Z2のダブルパリティなので元々書き込みは遅いけど)

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