いままでやってきた作業をまとめたのでここに初期リリースとして公開します。
configure形式で作成しましたのでtarボールを展開したのち、
# ./configure
# make
# make install
としてください。バイナリと設定サンプルがインストールされます。
istgt (tarball): istgt-20090222.tar.gz
問題があったため修正しました。
MD5 (istgt-20090222.tar.gz) = 9f7dcddd70c034103682b0a6bbe88347
SHA1 (istgt-20090222.tar.gz) = a0e936097e60f203e9ab03606824807c8218654f
設定ファイルは /usr/local/etc/istgt/ の下にインストールされます。
またデーモン起動用スクリプトが /usr/local/etc/rc.d/istgt として、
インストールされます。
設定ファイルはブログにいくつか載せていましたが、従来の iscsi-target
(netbsd-iscsi) とはまったく互換性がありませんので新たに作成してください。
仮想ディスク等のデータファイルは互換性がありますので、そのまま移行できます。
そもそもハードディスクは生ディスクそのものなのですが。
起動に必要なメイン設定ファイルは
/usr/local/etc/istgt/istgt.conf
です。
ここにメディア制御用ポートやターゲットグループを指定していきます。
制御ポートはまったくバインドせず無しにする事もできます。
このソフトはiscsi-targetを完全に置き換える目的をもって作成してあります。
MCS Extra パッチ 20090125の機能及びノウハウをベースにしているので
移行に支障はないと思いますが、不測の事態に備えてZFSスナップショットや
バックアップを必ず行ってください。
また、iSCSI上に展開してる仮想マシン等は一旦すべて終了してください。
無事に初版リリースを迎えた事により、従来のMCS Extra パッチの開発を一旦終了とさせて頂きます。
動作に支障のある重大なバグがあった場合は対処するかもしれませんが、
今後のバグフィックスおよび機能追加はistgtをベースに行います。
多数のダウンロード、ご助言ありがとうございました。
この場を借りてお礼申し上げます。
引き続きパワーアップしたistgtもよろしくお願いたします。
主な機能:
マルチコネクション(MCS)
複数ポータルグループ及びイニシエータグループ
複数グループマッピング
ヘッダ及びデータダイジェスト機能(CRC32C)
CHAP認証(相互認証も含む)
64bit LBA(最大8EBのストレージまで)
(以下実験的)
IntelサーバアダプタによるiSCSIブート
Windows7ベータ版での動作を確認済み
仮想DVDROM及び仮想テープドライブ(DLTエミュレータ)
現時点での主な制限:
ターゲットへのアクセス(SCSIコマンド)は常に排他ロック状態でアクセスを行う
同期オペレーションのみサポートしている(キューイングはしない)
LUN1以降のINQUIRYデータ等の一部はLUN0と共有している
(1ターゲットに異形式で混在できない)